琵琶湖でびわゼリーを作る

琵琶湖でびわゼリーを作る

日本一大きな湖といえば、滋賀県にある琵琶湖。
面積は670.33km2(平方キロメートル)、滋賀県の面積の約6分の1を占めます。 甲子園球場が17,000個入ってしまうそうです。別に甲子園球場を沈める必要はないんですが・・・。
周囲の長さ約235km、大きな湖です。 滋賀県は6分の一が琵琶湖なんだそうで。私も何度か大津側から拝ませてもらったことがあるんですが、実に広い。
この琵琶湖で「びわゼリー」を作ってみましょう。 貯水量はおよそ275億m3(立方メートル)だそうです。27500000000000000ccですね。
マルハのゼライスは一袋(5g)でで250ccの水を固めることができます。
琵琶湖の水をゼライスで固めるとすると110000000000000袋のゼライスが必要です。
ゼライスは一箱6袋入りで、だいたい198円くらいなので、18333333333333箱必要だとして、3630000000000000円。 なんと!3630兆円必要になります!

おっと!これは大幅にオーバーしています!!!! これではメインの「びわ」を買うことすらままなりません!!!砂糖も入ってません。水ゼリーです。
そもそも、びわゼリーなのにびわが一個も入っていないなどと、そんなことが許されるのでしょうか。。。
100兆円あっても太刀打ちできないとは、さすが日本一の湖です。

琵琶湖で琵琶を作る

ならば、琵琶湖に弦を張って琵琶にしてしまおうではありませんか。
ならば、って展開が自分でも良くわかりませんが。。。
琵琶湖の長軸、つまり、一番縦長の部分の長さはおよそ63.5Kmだそうです。ひえー、フルマラソンの距離より長いのか。
さすがは琵琶湖だなぁ。
ここに4本弦を張ってしまおうというのだから、気が引き締まります。

確かに、弦楽器みたいな形をしているなぁ。形が琵琶に似ているから琵琶湖って名づけたっていう説もあるらしいですね。真上から見たわけではないと思いますが、比叡山あたりから見ると、湖の形を把握することができたのかもしれないですね。
大津サービスエリアから琵琶湖を拝んだことが何度かあるんですが、ずーっとずーっと奥のほうまで続いてるんだなぁと思うと、感慨深いものがありました。

さて、肝心の琵琶側の情報ですが、 楽琵琶というタイプの大きめの琵琶は三尺五寸(約106cm)ほどとのこと。抱えるようにして演奏しますもんね。
琵琶の弦は絹製のものが一般的みたいで、 値段はピンキリでしょうが、変えの弦1本分を1000円と考えてみます。1本、少し余分に取られてると思いますから、1.4メートルくらいあると考えましょう。
琵琶湖に張る弦の長さを1本63.5kmとすると、1本分の値段はおよそ4535万7千円。4弦で1億8142万8千円です。
楽勝楽勝。

琵琶法師に琵琶湖の真ん中まで行っていただいて、クワラリン ジャン テン ツン シャン トン・・・と奏でていただきたいですね。
音は・・・出ないかもしれないなぁ・・・。

2001年2月作成 2008年12月加筆